世界一孤独な日本人、あなたに話し相手はいますか?

tpdoll

2019年09月25日 20:35

近年、独居高齢者の「社会的孤立」の問題が注目され、メディアでも頻繁に取り上げられるようになった。

社会的孤立とは「家族やコミュニティとほとんど接触がない」という客観的な状態。2014年に内閣府が発表した「一人暮らし高齢者に関する意識調査」によれば、一人暮らしの高齢者の悩みや心配事は「頼れる人がいなく一人きりである」ことが上位であった。一人暮らしをすることで健康や病気に対する不安を訴える人が多いという結果が出ている一方で、「誰かと一緒に暮らしたいか」という質問に対しては、一人暮らしの高齢者の76.3%が『今のまま一人暮らしでよい』と回答している。

物理的に孤立していても、孤独を感じないこともあれば、家族やパートナーと一緒にいても寂しいと感じることもある。要するに「独居」=「孤独」=「不幸」ではない。

今年(2018年)1月にイギリスのメイ首相が「孤独担当大臣」のポストを新設すると発表し、衝撃を受けた。英国内で行われた調査によると人口6560万人のうち「社会的孤独」を感じている人が900万人以上いるとされ、孤独による経済的損失は年間320億ポンド(約4.9兆円)に上るという。

アメリカでの高齢者の「孤独感」「社会的孤立」「一人暮らし」の社会的影響に関する研究では、多くの報告が発表されている。

 米ブリガムヤング大学のホルト=ランスタッド教授らは、社会的孤立や孤独感が、喫煙や暴飲暴食、運動不足と同じように、高齢者の死亡リスクを高めることを明らかにした。さらに、ホルト=ランスタッド教授は、「一人でいても幸せを感じている」と回答した人でも、「多くの社会的なつながりを持ってはいるけれど孤独」という人と同様に死亡リスクが高かったと報告している。つまり、孤独を感じていない一人暮らしの人に関しても警鐘を鳴らしている。

多くの人が孤独から逃げたり、人形とつながったりするために多くの人が助けを求めるようになりました。

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